トレチノインを効果的に使う方法

トレチノインは、上皮細胞および内皮細胞を増殖させる成長因子の分泌を活性化し、表皮細胞の新陳代謝を促進する事により表皮細胞内のメラニンを体外に除去し、シミやソバカスを取り除く効果があります。人間の肌は、紫外線のダメージや環境公害物質によるダメージ、生活習慣の乱れ、タバコなどの刺激を受けると、メラノサイト刺激ホルモンやエンドセリン、活性酸素などの情報伝達物質を分泌し、色素形成細胞へ情報伝達物質を送りメラニン色素を生合成します。メラニン色素は、律速酵素であるPAHの働きによりタンパク質で構成されているフェニルアラニンを水酸化しチロシンを形成し、更にチロシナーゼなどのメラニン合成酵素群の作用により生合成されます。トレチノインは、メラニン色素の生合成を生成速度や生成量を調整するチロシナーゼの作用を阻害する効果が無いとされています。その為、トレチノインを効果的に使う方法として、ハイドロキノンとの併用がより効果的です。ハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを阻害し、メラニン色素の生合成を抑制する効果があります。ハイドロキノンの作用により新しく出来るメラニン色素を減少させ、トレチノインで既存のメラニン色素を速やかに体外に排出する事で、より大きな美白効果が得られます。又、ハイドロキノンは、分子サイズが大きい為に表皮への浸透率が低いのですが、トレチノインの強い表皮角化細胞の増殖促進作用により表皮の肥厚や角質の剥離が引き起こされ、ハイドロキノンの浸透率が良くなりより大きな美白効果を得る事が出来ます。ハイドロキノンは、コウジ酸やアルブチン、ビタミンC誘導体等の10倍~100倍の美白効果があり、肌の漂白剤とも呼ばれています。

トレチノインでシミが消える期間

トレチノインを使い始めると、数日で皮膚がめくれてきます。これがおさまったらすぐにシミが消えるのかというとそうではなく、これはお肌が正常にはたらきはじめたしるしなので、シミが消えるための皮膚の準備がととのい、やっときれいな肌にむけてのスタートが切られた段階だといえます。もともとお肌の生まれ変わりのサイクルは28日といわれ、28日サイクルを何回もくりかえしていってお肌にたまったメラニンや角質を排出していきます。それも一気に排出するわけではないので、ある日いきなりシミが消えるのではなく、徐々にうすくなっていくという過程を経ていきます。トレチノイン配合クリームを使うと、この28日周期のサイクルを成分の効果でぐっと早めることができ、およそ半分の2週間程度のサイクルをつくることができます。もしも薄いシミであれば1か月ほどでお肌の皮膚のめくれが収まってきたらシミも消えていることもあるかもしれませんが、たいていは4か月から6か月ほどの長いスパンで考えておくとよいです。また、シミを消したいがあまりに、トレチノイン配合クリームを使って炎症が出てきてヒリヒリといたみも感じているのに我慢をしてずっと使い続ける人もいますが、炎症が起きているのにもかかわらずそのまま使用を続けているとこんどはこの炎症が原因で炎症性の色素沈着が起きてしまいます。紫外線でできたシミを消したいために炎症でシミをつくっては意味がないので、トレチノイン配合クリームのように刺激も効果も高い成分を使うときには、つねに注意をしながら自分自身のお肌を守っていかなくてはなりません。健康なお肌に使ってこそ、シミ消しの効果のあるクリームとなります。

トレチノインをネットで安く購入

シミやしわ、ニキビに効果抜群だと言われているトレチノインですが、日本国内では医師の処方箋がなければ購入できない処方薬となります。美容外科や皮膚科などで診察を受ければ手に入れることは出来ますが、健康保険が利用できないため全額自費負担となります。そのため、一度の診療で5000円~10000円程度かかってしまいます。高額すぎて続けるのが難しいという時には、トレチノインの海外輸入を試してみるのも一つの方法です。トレチノインの海外輸入は難しいことではありません。現在、ネットでは個人輸入の代行を行っているサイトが多くあります。医薬品のみを取り扱うサイトもあり、そこで通常のネット通販のように購入するだけです。価格は美容外科等で処方を受けるときよりも格段に安く、トレチノインの濃度にもよりますが、3分の1~5分の1程度の価格で購入することができます。使い方や注意事項はサイトに記載してあることが多いのですが、パッケージ等は販売されている国の言語のままになりますので、しっかりと使い方を理解してから使用するように注意が必要です。さらに、個人輸入の際には使用だけではなく購入の際にも注意も必要となります。「輸入者本人が使用して、その医薬品に対して知識があること」を条件に購入出来るもののため、使用して起きたトラブル等は自己責任になります。また個人輸入購入できるトレチノインの濃度は、0.01%0.025%、0.5%、0.1%、0.4%があり、高濃度になるほど肌への刺激が強くなります。最初から高濃度のものを使うのではなく、まずは低濃度のものから利用して、肌の状態を見ながら高濃度のものを利用するようにしましょう。